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同盟チャットで行われた実際の「オンライン☆わたてにんぐ劇場」のチャットログはこちらから→
オンライン☆わたてにんぐ劇場 「サイッキョーの、誕生日プレゼント! チャットログ(残存分のみ)」
同盟チャットにて天使たちがセリフと地の文を使い分けて、即興劇を繰り広げてくださいました。主な観客は同盟員のハーブ・フォースさん。合いの手を入れつつ楽しまれていました。
■記載ルール■
メイン記述者(進行者。今回は姫坂乃愛さん)1名が直接同盟チャットに地の文を書き、他登場人物は「」で囲む形でセリフを書くことで物語を紡いでいきます。完全に彼女たちのアドリブで構成されています。
(「><」「ω」といった記号は縦書き時に表現できない為、削除もしくは別のもので置換しています)
☆☆☆☆☆ イントロダクション ☆☆☆☆☆
── リンドビオルサーバのとある同盟では ──
── 気ままに天使たちが舞い降りては 一遍の物語を協力して紡ぎ 人知れず飛び去っていく──
── という噂がまことしやかに囁かれています ──
こちらの記事は「エンジェリック・ミスリル・ハーツ・フェデレーション」内「天使が舞い降りた」同盟において
天使たちの紡いだ物語を一般公開できる形で記録に残そうと考えまとめたものとなります。(天使たちの公開許可はいただいております)
「私に天使が舞い降りた!(わたてん!)」という作品世界から、こちらの世界に飛ばされてしまった天使たち。
戻る術が見つからない日々の中、お友だちの代理露店をこなしながら元気に楽しげに生活されています。
時折、突発的に始まるリアルタイムでの「物語の編纂(即興劇)」というお遊戯は、その完成度の高さ、内容の睦まじさにより
見る人に癒しと潤いを与えてくれるものとなっており、まさに【天使】のような存在となっています。
今回のメイン記述者は「姫坂乃愛」さん。
主なキャストは「松本香子」さん、「白咲花」さんでした。
私に天使が舞い降りた! 公式サイト
より、プロフィール画像はこちらになります。(コンパクトにまとめました)
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── サイッキョーの、誕生日プレゼント! ──
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■作品イメージタグ■
#私に天使が舞い降りた! #わたてん! #姫坂乃愛 #松本香子 #白咲花 #ノア松 #花ノア #誕生日プレゼント
■作品文体■
三人称小説
季節は冬。クリスマスシーズンを控え、子どもたちも、そして街中の雰囲気も心なしか弾んでいるように感じられる、12月上旬のこと。
今年のクリスマスはどのように過ごそうか、といったこの時期ならではのお悩みを抱える人は多いだろう。しかし、そのような一般的なお悩みとは別に、彼女は大きな悩みを抱えていた。
「このあいだのアタシのお誕生会、ヒナタちゃん来てくれて嬉しかったなぁ。それに、この子ども用の色つきリップクリームもプレゼントしてくれたし・・。えへへ・・」
「ヒナタちゃんのお誕生日は、来年の5月。それまでに、サプライズプレゼントを用意したいなぁ・・。でも・・・」
彼女の名は姫坂乃愛。小学5年生で11歳の、ピョンと跳ねた前髪が特徴の金髪碧眼の少女。親の仕事の都合でこれまでも転校を繰り返してきたが、持ち前の明るさにより誰とでもすぐに友達になれる為転校生にありがちな薄暗い印象は欠片もない。
「せっかくなら、ヒナタちゃんが欲しがってるモノとか、喜んでくれるモノをプレゼントしたいなぁ」
「ヒナタちゃんが欲しいものっていったら・・」
乃愛の脳裏に、左目を前髪で隠した上下臙脂色のジャージ姿の女性が浮かぶ。そう、星野ひなたの姉である星野みやこだった。
以前、ひなたに「一番欲しいものはなに?」とそれとなく聞いた際、「みゃーねぇ!」と即答されたことを思い出した。
「ミャーさんかぁ・・。ミャーさんを箱詰めしてカワイイラッピングしてヒナタちゃんに・・ ううん、それはダメ! ヒナタちゃんは喜ぶかもしれないけど、それだけはアタシ的に絶対ダメ!」
みやこを箱詰めするという、一見猟奇的な光景を思い浮かべた乃愛はすぐその想像をかき消した。
しかし、かき消したところで「ヒナタにとっての一番」が切り替わるわけでもなく。乃愛の作戦は早くも頓挫しようとしていた。
「ミャーさん・・ ミャーさんといえば、ミャーさん世代のストーk、マツモトさんもいたっけ」
「マツモトさんはミャーさんのことなら何でも知ってるって言ってたけど・・ ヒナタちゃんのことはどうなんだろう?」
「ヒナタちゃんはおうちにいるとき、だいたいミャーさんと一緒にいるはずだよね。それなら、マツモトさんの視界にもヒナタちゃんの日常が映ってるんじゃ・・」
そこまで考えて、それはそれでイヤだなぁと乃愛は思いつつも、藁にもすがる思いで松本に頼ることにしたのだった。
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── 「サイッキョーの、誕生日プレゼント!」 ──
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── トゥルルルル・・・ トゥルルルル・・・ ──
「はい、松本です。乃愛ちゃん?」
「・・あ、はい。ヒメサカです。その、マツモトさん、今話せます?」
「うんうん。大丈夫よ。ちょうどみやこさん人形も片がついたところだし」
相変わらず怖いもの作ってるなと、電話越しにドン引きする乃愛。しかし、相手はあの公式認定ストーカーの松本香子。最初からその程度の異常っぷりは覚悟済みだった。
「あの、その・・。ちょっと相談に乗ってほしいことがあって・・」
「あら、乃愛ちゃんが私に? めずらしいわね。いいわよ、それじゃあ駅前のコーヒー屋さんでこれからどうかしら」
「駅前の・・ あ、はい。じゃあ、これからそっち向かいます!」
こうして松本に約束を取り付けた乃愛は、身支度もそこそこに駅前まで駆けだしていったのだった。
── 駅前のコーヒー屋さんにて ──
「あら、早かったわね。乃愛ちゃんこんにちは」
「マツモトさん、こんにちは!」
家の配置的に駅から近い松本は、自分とさほど変わらないタイミングでお店に到着した乃愛を見てにっこりと微笑んだ。
乃愛はそんな松本を見て、なんだかいつもと違ってごく普通のお姉さんのように見えるなぁと不思議そうな顔をしている。
「乃愛ちゃんは何がいい? ここケーキもおいしいからどれかおごるわよ?」
「えっ いいの? ・・あ、でもアタシもおこづかいあるからそれで」
「いいからいいから。私はアルバイトもいくつかしていて手持ちはちゃんとあるから、気にしないで?」
「うぅ・・ いいのかなぁ・・」
「それにね、今日は乃愛ちゃんに誘ってもらえて私も嬉しいの。誰かとコーヒー屋さんで時間を過ごすなんて、滅多にないことだし」
「うん・・。じゃあ、お言葉に甘えるね、マツモトさん!」
「はーい」
実のところ、乃愛は混乱していた。いつもの松本とまったく違い、とても常識的なお姉さんという感じだったからだ。
「(もしかして、ミャーさんと一緒じゃないときはこんななのかな? ミャーさんがいるときだけおかしいのかな? なんかそれって・・)」
まるで、星野ひなたのようだと、乃愛は思った。みやこがいる時といない時で、ガラッと雰囲気が変わる点は、まさしくひなたそっくりだと。
「やっぱり、似た者同士なんだなぁ・・」
「えっ? 何か言った?」
「あ、ううん。なんでもなーい☆」
「じゃあ、飲み物とか受け取ってから行くわね。先に座ってて?」
「はーい!」
公式ストーカーたる松本と、想い人であるひなたが似た者同士であると認識した乃愛であったが、それが何を意味するのかについてはこの際考えないようにしようと頭をふりふりした。
座席でふりふりと揺れる特徴的な金色の前髪を目印に、松本が戻ってきた。
「はーい、乃愛ちゃんのチーズタルトとレモンティーよ」
「ありがとう、マツモトさん! いただきまーす!」
松本はコーヒーだけだったが、おいしそうに食べている乃愛を見て嬉しそうに目を細めている。松本にも妹がいるので、お姉さん気質は生来のものなのかもしれない。
チーズタルトを食べ終わった乃愛は、レモンティーを両手で持ってふぅふぅしている。そのまま口をつけるのかと思われたが、乃愛はそのままの姿勢でレモンティーに浮ぶレモンをじっと見つめていた。
「・・それじゃあ、そろそろ本題に入る?」
「あ・・ うん・・」
松本はそれだけ言うと、あとの流れは乃愛に任せるかのように押し黙った。考えをまとめているだろう乃愛を前に、話を急かすようなことをしない松本は理想的なお姉さんといえるのかもしれない。
「・・あのね、ヒナタちゃんの誕生日プレゼントを何にしようかって、悩んじゃって」
「ひなたちゃんの?」
「そうなの。それで、その・・ えっと・・」
ここまで来て、乃愛はようやく悟った。「それ」を聞くということは、すなわち「松本は罪人だ」と断じることになると。さすがの乃愛もそれを口にしてよいのか判断に迷っているようだ。
「・・ああ、なるほどね。何を聞きたいのかなんとなく分かったわ」
「えっ・・?」
「当ててみましょうか。私はいつもみやこさんのことを見つめているから、そのそばにいるひなたちゃんのことも当然いつも見ているはず。だから、プレゼントにふさわしいものを知っていたりしないかな?」
「・・・!」
「といったところかしら。どう?」
乃愛の特徴的な前髪がそり返って、後ろの方になびく。まさに乃愛が言いだせず、松本に聞きたかったことをピンポイントで当てられてしまった。動揺を隠せない乃愛だったが、同時に松本の洞察力に感心もしていた。
「・・すごい。そうなの、それを聞きたかったの!」
「よかったわ。ぜんぜん違うことだったら恥ずかしい思いするところだったわぁ」
ストーキングをしていると知れ渡っていること以上に、恥ずかしいことってあるのかな。乃愛は別方向の疑問を思い浮かべたが、話の腰を折ることは確実だった為、その疑問はぐっと飲み込んだ。
「そ、それで・・。何かヒナタちゃんが日頃から欲しがっているものとか、必要そうにしているものって、ないかなぁ?」
「そうねぇ・・。ひなたちゃんは乃愛ちゃんも知ってる通り、みやこさんがいれば他に何もいらない! っていう子だから、難しいわね」
「う、うん・・。そうだよね。アハハ・・」
特徴的な前髪が垂れ下がり、瞳からハイライトが消えかける乃愛。松本から言われるまでもなく、乃愛が見つめているひなたもまさにその通りだった。
残念そうな乃愛を見て、松本はすこし考えを巡らせてから乃愛に伝えた。
「そうね・・。例えばだけど、手編みのセーターなんて、いいんじゃない?」
「手編みの・・?」
「そう。ひなたちゃんの誕生日って5月だから、厚手のものではなく薄手のセーターとかいいんじゃないかしら」
「薄手のセーター・・ うん。なんか、それいいかも」
乃愛は松本のいう「手編みのセーター」を作っている自分を思い浮かべる。そのかわいらしさと、何よりひなたが自分の編んだものを身に着けてくれることを想像しただけで、今すぐ取りかかりたくなった。
「マツモトさん、ありがとう! あ、でも・・」
「どうしたの?」
「えっと、セーターの作り方はママに教えてもらえると思うの。でも、肝心のヒナタちゃんのサイズが分からないなって・・」
「ああ、それなら・・。ちょっと待ってね」
── ピロリン ──
松本がスマホを操作すると、すぐ乃愛のスマホが鳴る。不思議に思った乃愛がスマホを見ると、目の前の松本からメールが届いていた。
「えっ・・ これって・・・?」
乃愛は松本から受信したメールを確認して、頭に「?」を浮かべる。そこには「B**W**H**」という英数字しか書かれていなかったからだ。
「ひなたちゃんのスリーサイズよ」
この人は見ただけで対象のスリーサイズが分かるのかと、さすがの乃愛もドン引きしてしまう。
だが、自分も結局松本に本人に面と向かっては聞けないようなことを聞きに来たのだからと、気持ちをリセットすることにした。
「う、うん。マツモトさんありがとね」
「どういたしまして」
相談会はそこでお開きとなり、乃愛と松本はそれぞれ家路に着くこととなった。
── 乃愛の自室にて ──
「マツモトさん、頼りになるお姉さんだったなぁ・・。いつもミャーさんがいる時にしか会わなかったからなぁ。人って分からないものだネ・・」
「よし。じゃあヒナタちゃんのプレゼントは決定! ありがと、マツモトさん!」
「ヒナタちゃん・・。アタシの作ったセーター、着てくれるといいな・・」
乃愛はそこで、自分のイメージするセーターをひなたが着ている様をイメージしてみる。ひなたにはきっと薄い水色が似合うはず。でも、園児服っぽくならないように気をつけて・・。
しかし、イメージに登場したひなたは、既に薄手のセーターを身に着けていた。それは淡いクリーム色の薄手のセーターで、まるで既製品のような出来栄えだった。そう、それはみやこがひなたの為に手作りしたセーターなのであろう。
裁縫も得意なみやこ。ひなたにせがまれて、日常的に着る服も作ってもらっていることだろう。そんな完璧なみやこの衣服の前に、これから自分が作り方を教わって作り始めるセーターがあまりにも貧弱に思えてしまう乃愛。
それに、大切な想い人であるひなたに、見劣りすることが確実の自分が作ったセーターを着させることは、乃愛の自尊心が許さなかった。
「あれ・・。あれ・・? なん、で・・。アタシ、泣いてる・・?」
── ピロリロリン・・・ ピロリロリン・・・──
自らの想像に打ちひしがれる乃愛。そこに、電話がかかってきた。お相手は花のようだ。
「・・はい。・・うん、ハナちゃん?」
「ノア? この頃ノア悩んでるように見えたから、心配になって」
「そ、そうなんだー ありがと、ハナちゃん」
乃愛は電話口で手短に伝えることにした。ひなたの誕生日プレゼントに悩んでいて、松本に相談に乗ってもらったことを。
「・・だから、もう大丈夫。うん、心配かけて・・ごめん、ごめんね・・」
「・・・ノア? どうして泣いているの?」
「な、泣いてなんか・・っ」
「松本さんに変なことされたの? 今からいくから」
「う、ううん。そんな・・ ああ、切れちゃった・・」
松本は悪くない。むしろ、背中を押してもらえたと乃愛は思っている。貴重な情報ももらえたし、今回については松本は「よいお姉さん」であった。
「お邪魔します。ノア、いますか?」
花は姫坂家まで走ってくると、その勢いでエミリーに乃愛の部屋まで案内してもらった。
「ノア、入るからね」
花を招き入れる乃愛。乃愛は自分のベッドに、花は椅子にそれぞれ座り、正面から向かい合う形となった。
「ご、ごめんねー? なんかわざわざ来てもらっちゃって。あはは・・」
「ノア・・ 何があったのか教えて」
「う、うん。アタシ・・・」
乃愛は花にすべてを説明した。松本のアドバイスで手編みのセーターを作ろうと思ったまではよいが、みやこの完璧なものと比較すると見劣りするだろうこと。そんなものをひなたに贈れないと思ってしまったこと。
「・・せっかくマツモトさんにアドバイスもらったのに、それも無駄になっちゃう・・。あはは、アタシ、カワイクないね・・・」
「ノア・・」
「アタシ、どうしたらいいんだろう。ヒナタちゃんに喜んでもらいたいって、ただそれだけだったのに。なんで、こんなハナちゃんにまで迷惑かけて・・」
「ノア。迷惑なんかじゃないよ」
「へっ・・」
「話してくれて、嬉しい。ノアがそんなに悩んでること、友達として知らないなんて悲しいから」
「ハナちゃん・・」
花は椅子から立ち上がると、乃愛のベッドまで歩み寄り、乃愛の隣に座る。そして、乃愛の左手を両手で包み、自らの胸の前に祈るように持っていく。
「でもね、ひとつだけ言わせて。ひなたが、ノアの手作りのものをもらって、お姉さんのものと比べたりすると思う? 私はきっと、お姉さんのものと、ノアからのもの、交互に笑顔で着てくれると思う。ノアはそう思わないの?」
「そ、それは・・・そうかもしれないけど・・」
「お姉さんより上手に作れたら、ノアのに切り替えてもらえばいい。でも、それまではひなたを独占するのは無理だと思う」
「うん・・うん。そうだね・・。アタシ、どこかでヒナタちゃんがミャーさんとアタシを天秤にかけることを期待していたのかな・・」
「作ったものだし、それを着てもらいたいっていうのは自然なことだよ。ノアはなにもおかしくないし、それに」
「私が言っても効果無いと思うけど、ノアはかわいいんだから、もっと自信持って」
「ハナちゃん・・。うん、ありがとう・・」
花は立ち上がり、乃愛のその濡れる顔を自らのシャツで拭うように軽く抱きしめる。ぎこちない二人であったが、それはまぎれもなく親友同士のそれであった。
「・・ノア、落ち着いた?」
「うん・・・。ありがとハナちゃん」
乃愛が顔を離すと、例の花の特徴的なシャツが濡れていた。
「あはは・・ ハナちゃんのそれ、今日はなに? タイヤキ?」
「そ。お気に入りの」
「ごめんね、濡らしちゃったね。すぐ乾かないと思うから、アタシの服どれか着てて?」
「ん。じゃあ、これにする」
「これね。じゃあ、どうぞ。 ・・・うん。やっぱりハナちゃんまともな服着ればかわいいじゃん」
「いつもまともなつもりだけど」
「えぇ~・・・」
「ふふ よかった。ノア、ちょっと元気出たね」
「ハナちゃんのおかげだよ。本当、ヒナタちゃん絡みで毎回ゴメンねー」
「ん。ひなた相手だと、お姉さんも役に立たないし、私しかいないと思うから」
「頼もしいよ。ありがとね、ハナちゃん」
こうして、乃愛は松本と花に背中を押してもらう形で、勇気を持ってひなたへの誕生日プレゼントを作り始めることができたのだった。
それは、12月初旬の、手がかじかむくらいの寒い時期のこと。クリスマスプレゼントとは別の、来年5月の誕生日プレゼント作りを秘密裏に進めるという一大プロジェクトが開始されたのだった。
「サイッキョーにカワイイアタシが、本気で作るんだから、絶対いいものにする! ヒナタちゃん、楽しみにしててね!」
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── 「サイッキョーの、誕生日プレゼント!」 完 ──
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