DOSANの妻、という人。番外編 それでも、受け継がれるもの。
覚醒アップデートが行われた後は、「運命の石」により自らの定められた運命を覆すことが可能となりました。
ドワーヴンファイターからスカベンジャーとなり、バウンティハンターからフォーチュンシーカーとなって…。
これまではすべて母親と同じ道を辿ってきた娘でしたが、思うところがあって自らの意志で運命を変えました。
今回は、そんな娘の決別の物語。
■ あとがき ■
この物語を紡ぐ者 DOSAN
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グルーディン村の港近くにある灯台の袂で、娘はこれまでのことを振り返っています。
これまで正統派の「スポドワ」として歩んできた娘。
青く光るだけでテンションが上がる感覚を、いろんなところで、いろんな人たちと共有してきました。
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覚醒するということは、それまでの自分自身と決別すること。
それは例え三次職までと同じ系列に覚醒したとしても、少なからず誰しもが感じることです。
娘は盟主として、隊員のみなさんをより具体的に「守れる」ようにと、シーゲルを選択しました。
喪ったものと、新しく得たもの。娘個人としてはかなりの衝撃があったようですが、それでも。
これからも変わらないものを追い求めながら、盟主として成長してくれることを祈っています。
DOSANです。
分かりにくい描写ですが、2枚目では軽装備であるシルノエンレザーシャツ一式と、S80グレードのマンバエッジ短剣を床に置いて、短剣職である「フォーチュンシーカー」と娘なりに決別していることを表しています。作り手としてはもう少し表現力がほしいところですが…。
代わりに着用しているのが、ドワチェンセット。今後もこの姿でさまざまな場所でPTの要であるタンカーとしてみなさんを守り抜いていくことでしょう。小さな娘ではありますが、私も期待をしております。
母の日の番外編として製作しておりますが、母親は出てきていません。しかし、だからこそ自らの決意を静かに語りかける対象として適しているのではと思います。
「お母さんとは違う道を歩むことになりました」と。娘なりの報告をもって、今年の母の日は静かに締めくくられたのでした。