DOSANの妻、という人。(番外編) DOSANにとっての、バレンタイン。~父親としての憂鬱~
■ 父のコメント ■
2008年2月14日。バレンタインデー当日に隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。
毎年バレンタインデーには娘視点の物語を作って参りましたが、
「受け取る側の視点で作ってみたらどうなるだろう」という発想から
今回はDOSANの視点で製作してみました。
受け取る側にも様々な思いがあります。特にDOSANは年頃の娘を持つ一人の父親です。
「思いを込めたプレゼントを受け取る」ということの影響について考え始めてしまい
バレンタインデー当日に悩んでしまうのです。
これは、そんな家族の物語です。
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精霊石の買出しで、グルーディン村からギランまで出てきた爺や。
DOSANは名品館にて爺やに相談に乗ってもらっているようです。
「自分が寂しそうにしていることが原因で、毎年あの子は自分の好きな人と共に過ごせないのではないか」
「あの子の幸せを自分が抑制してしまっているのではないか」
いつになく後ろ向きなDOSANへの、爺やのアドバイスは
「あるがまま」でいること。
この一言だけでした。
なすがままではなく、あるがままに。
自分の中に沸く感情に素直になること。
DOSANはアドバイスに従い、娘からの贈り物を受け取る時はいつものように
感謝の言葉を述べ、素直に受け取ることにしたようです。
いくら逡巡しても、心を込めた娘の贈り物を拒むことなど、この父親にはできないのです。
爺やにはそれが分かっていたのかもしれません。
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~DOSANの娘の、つぶやき。~
娘ですっ
お父さん、毎年悩んでいたんだね・・・
もぉ、いつもヘンなとこを気にするんだもんなぁ。お父さんったら・・・
ひいおじいちゃんが言うみたいに、いつかは誰かのことを
大好きになっちゃうと思うから、大丈夫だよぉ。
今はまだ、こーゆー大切な日はお父さんといっしょにいたいなぁ・・・
って思うから、いっしょにいさせてね、お父さんっ(^-^)/