「DOSANの妻、という人。」について。
――これは、あるドワーフ女性の物語――
彼女は私の妻であり、娘の母親であり、爺やの孫娘です。
妻は――
娘が1歳になろうとしていた頃に、ある事件をきっかけとして
私たちの前からいなくなってしまいました。
14年経った現在も、私たちは「妻不在」「母親不在」のまま
家族3人で暮らしています。
娘がようやく二次転職を済ませ、これから一人前のバウンティーハンターとして
活躍しようとしていた、ある日のこと。
娘は前々から疑問に思っていたことを、父に尋ねるのでした。
「わたしのお母さん、どんな人・・・?」
娘ももう14歳。
私は、娘にすべてを話す決心をしました。
この物語は、娘に妻のことを伝える為に作ったものです。
「お母さんは、こういう人なんだよ」
「一緒に暮らせないのには、理由があるんだよ」
過去と現在の出来事が織り交ざりながら物語は進み――
少しずつ、母親の人となりが明かされていきます。
過去に起きた事件を知り、母親を理解した時、娘は何を思うのでしょうか――
それは、どうかみなさんの目で見届けてやってください。
以上、この物語を一般公開するにあたり、製作者としてひとこと添えさせていただきました。
忙しくてリネージュ2にログインできない方には、
リネージュ2関連の「オフラインコンテンツ」として。
また、リネージュ2をご存じない方にも
ある家族の物語としてお楽しみいただければ幸いです。
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ミスリル・リンク 傭兵部隊
盟主 DOSAN