DOSANの妻、という人。 第9話




■ 父のコメント ■

2006年1月31日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。

当時、DOSANの中の人はお仕事の切り替わり時期でした。2月からのお仕事が始まりますと

あまり製作する時間が取れなくなると見越して、ある程度お話を進めておこうと奮闘しておりました。

ほぼすべての空き時間を注ぎ込んで製作に没頭しておりましたので、BBSへの投稿日が

1月末に集中しているのです。


なお、現在も基本的な製作スタイルは変わらないのですが・・・

この頃は特にあらすじくらいしか出来ておらず、「何話目にどのお話を」というしっかりとした

計画は立てられておりませんでした。普通はそういう計画が先にあるものだとは思うのですけども・・・

思い浮かんだイメージを胸に、絵コンテも描かず文書ベースのストーリーからコマ割して何とかまとめております。

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シャウトで励ましの声をいただき、気恥ずかしいDOSAN。

一方、事情を理解した彼女は気前よく入学金を出そうと提案してくれます。


「そのかわり、一通りの力を付けたら専属サポートとして一緒に来て欲しいの」


彼女の示した契約。それはDOSANにとって願ってもないものでした。

彼女のことを守れるような魔法使いになりたい。

それはDOSANの純粋な願いであり、たとえ断られたとしても彼女の赴くところへ

一緒について行こうと決意したからです。



(「契約」という一種の交換条件を提示したことも、一方的な援助ではDOSANがアデナを

受け取らないであろうことを見越した、彼女の気遣いだったのかもしれません)



ともあれ、彼女のおかげで魔法学校へ入学できる目処が立ったDOSAN。

感謝の気持ちと、彼女の期待という重圧を感じながら学び舎の門戸を叩くことになりました。

無事に学校を卒業し、彼女のお眼鏡に適う魔法職になることができるのでしょうか・・・

浮かれていられるのも今のうち・・・かもしれませんね(苦笑)

第10話へと続きます。





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