■ 父のコメント ■
2006年3月22日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。
前回の第18話から1ヶ月以上経過してからの投稿となっておりますが、
この第19話～第25話までは同じテーマを扱っております「短編もの」になります。
その為、隊員専用BBSの方ではこれら7話をすべて同時に公開いたしました。
こちらの一般公開ページにおきましては、従来通り1話ずつ2週間ごとに公開させて
いただきますのでご了承いただけますようお願いいたします。
内容的には第5話と第6話の間のお話となり、エルフの遺跡で妻が殺人鬼に
出会ってしまった際の顛末が語られます。
--------------------------------------------------
DOSANよりも先に就寝した彼女は、思い出したくない事を夢に見てしまいます。
そう。エルフの遺跡で殺人鬼に殺されてしまったときの悪夢を･･･。
殺人者は、最初は彼女ではなく別の方を狙っていました。
それを目の当たりにしてしまった彼女。
あわやとどめが刺されるというその刹那、彼女は身を挺して
その方を助けようとします。
彼女は狙われていた方が離脱するのを確認し、殺人者に向かって静かに語りかけます。
そう。
彼女自身の怒りを抑え込み
自らの経験を元に被害者の痛みを伝えようとするのです。
彼女は説得することができるのでしょうか。
第20話に続きます。
========================================================================
～DOSANの娘の、つぶやき。～
娘です･･･
お母さん、逃げて･･･
ほら、狙われてた人も逃げられたんだから
お母さんもきっと逃げられるよぉ･･･ ね？
お願いだから、今すぐ逃げて･･･
ねぇ、お母さんってばぁ；；
