DOSANの妻、という人。 第22話
■ 父のコメント ■
2006年3月22日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。
この「妻の悪夢編」での技術的な試みのひとつとして、
「キャラクターとアイテムの画像合成」
というものがあります。
上の本編をご覧になり、違和感を感じた方もいらっしゃるかと思いますが・・・
実は、殺人鬼役のエルフ男性の持っている弓(ダークエルヴンボウ)は
後から合成しております。撮影時にはダークエルヴンボウを用意することができず、
「ショートボウ」を使用して撮影いたしました。
この辺りの詳細は、今後「DOSANの娘の、画像加工コーナー。」にて掲載予定です。
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彼女の必死の説得も、殺人鬼の耳には届きませんでした。
「新手の命乞い」として一笑に付されてしまいます。
そして、致命傷となる2発目の矢を受けてしまうのです・・・。
人殺しが憎い・・・。殺してやりたい・・・。
でも、それで殺してしまったら、自分も彼らと同じになってしまう・・・。
言葉での説得が通用しないと悟った彼女は、一切の抵抗をしないと心に決めました。
説得が効かない相手に「勝つ」には、実力を行使して相手を殺すしかない・・・。
でも、それは死んでもやりたくない。
彼女は葛藤の中で、その強い意志により自らの運命を決定付けたのでした。
第23話に続きます。
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~DOSANの娘の、つぶやき。~
お母さん、どうして・・・?
倒しちゃうか、倒されちゃうか・・・
・・・ホントにそのどっちかしかないのかなぁ・・・?
まだわたしにはこーゆー時にどうしたらいいのか、分かんないけど
何かほかのやり方があるんじゃないかなぁ・・・
胸が痛いよぉ・・・;;