DOSANの妻、という人。 第28話




■ 父のコメント ■

2006年4月25日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。

ようやく、DOSANのPKに対するスタンスが見えてきました。

「立ち向かったり説得しようとせず、逃げてほしい」

冷静に考えますと至極当たり前のスタンスとなりますが、彼女のように

対象に強い憎しみを持っている場合は難しい選択肢になるかもしれません。


このテーマは一人一人が一度は考えるものだと思います。

どの考え方が正解、というものはありませんので難しいとは思いますが・・・

この物語を読むことでみなさんが今一度この問題を見つめなおそうと

思っていただけたなら、製作者としては望外の喜びとなります。



なお、技術的な点では最後のコマにて「被写界深度」を表現しようとしています。

彼女のレイヤー全体に対して「ぼかし」を数回入れています。これによりピントの

合っているDOSAN+背景からの距離感を表現しています。

詳細はいずれ「DOSANの娘の、画像加工コーナー。」にて明らかにして参ります。





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彼女へのお願い、それは



「人殺しを見かけても、次からは自分と一緒に逃げて欲しい」



というものでした。



「過去はどうあれ、殺したくも殺されたくもない場合には

 お互いの為に逃げるしかないのではないでしょうか」



それを聞いた彼女は、悲しい表情に変わってしまいました。

自分の発言が彼女を傷つけている・・・。

そう考えたDOSANは、彼女に謝ろうとするのですが・・・



第29話に続きます

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~DOSANの娘の、つぶやき。~


せっかくいいムードだったのに・・・ お母さん離れちゃったね(あうあう)

でも、お母さんのことが大好きだから、とっても大事に思ってるから

言わなきゃいけないって思ったんだよね? お父さん・・・。



「ひとこと言ってやらなきゃ」なんて・・・

お母さん、傷ついててかわいそぉ;;



こんなかなしいこと、もう誰にも起きてほしくないよぉ・・・







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