DOSANの妻、という人。 第37話




■ 父のコメント ■

2006年10月15日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。

爺やの「老爺心」がにじみ出てきています。爺やの願いは、今のままの平穏な家族関係を

維持することなのですが、DOSANがそれを自ら壊そうとしているように見える為、忠告をしています。



「完成品のひとつやふたつ、売っているだろう」

爺やはこのように言いますが、実際にはいかに繁華街のギランであっても娘の欲しがって

いるものは滅多に売られていません。(困ったものを欲しがる子ですね・・・)

しかし、あまり露店関係に詳しくないDOSANを言いくるめる為、

あえてそのような軽い嘘をついています。

この辺りからも、爺やのひ孫への、DOSANへの、ひいては家族というものに

対しての思い入れが感じられると思います。



さて、爺やの提案を受けて、DOSANはどのように行動するのでしょうか。

DOSAN家当主としての判断が問われます

※2009年1月現在、このアイテムも村の商店で安価に購入できるようになりました。
このシナリオは2006年当時のゲーム内システムをベースに製作しております。



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DOSANから、ひ孫に孫娘のことを伝えていることを聞いた爺や。

年甲斐もなく手が出てしまっています。


「あの話を聞いたら、ひ孫は泣いて逃げ出すじゃろう」


「あの話」というのは、爺やのセリフからすると娘の母親が消えてしまった時の

話を指しているようです。


ひ孫がかわいそうだから、あの子に母親の話はして欲しくない。

何より、話してしまうことで今の親子関係が壊れてしまうのを見たくない。

爺やはそう考え、これ以上娘に母親の話はしないようDOSANに進言します。

また爺やは、娘とギクシャクしてしまっているDOSANをフォローする為に、自分から

渡そうと考えていた「娘の欲しがっているもの」をDOSANから渡すようにと促します。

爺やが作ったものとしてではなく、DOSANがギランの露店を探し、「娘の為に」

購入したものとするようにと・・・。

第38話に続きます。

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~DOSANの娘の、つぶやき。~


あうあう・・・ ふたりともケンカはダメ~(*ノノ)

そっかぁ。あれをお父さんから受け取る前にこんなことがあったんだぁ・・・


なんだか、わたしが出ていっちゃったことでケンカしているみたいに

見えちゃうよぉ(あうあう)

お父さん、ひいおじいちゃ。ごめんね(ノノ)









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