DOSANの妻、という人。 第38話
■ 父のコメント ■
2006年10月21日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。
娘が気に入って普段着にしているドワーヴンチェーンメイルですが、
元々は爺やが着ていたものでした。
曽祖父からひ孫へ。
ドワーフ族を象徴するその防具は、心意気と共に脈々と次の世代へと
受け継がれているようです。
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「娘が欲しがっているもの」をDOSANから渡すようにと言い残し、爺やは自分の拠点である
グルーディン村に戻ります。
DOSANは、爺やから託された「娘が欲しがっているもの」について思い悩みます。
「一緒に暮らしていながら、自分の娘が必要としているものひとつ思いつかないとは・・・。
しかも、爺やには話しているのに、父親である自分には教えてくれなかったのか・・・」
一方、夜になろうというのに、娘はまだ橋の上でため息をついています。
今ひとつ、父の元へ戻る為の踏ん切りがつかないでいるようですが・・・。
第39話に続きます。
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~DOSANの娘の、つぶやき。~
はう・・・ お父さんを悩ませちゃったかなぁ・・・
ほら、このときのわたしに欠けてるものっていったら、あれだよぉ。
そぉそぉ。あれあれ^^
わたしはわたしで、なんとなーく帰りづらくって・・・
フィーネさん。この気持ち、どうしたらいいのぉ?