DOSANの妻、という人。 第41話
■ 父のコメント ■
2006年11月12日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。
今回は、この物語を製作するにあたって注意していることを述べてみます。
「DOSANの妻、という人。」は、幼い(と私が思っている)娘へと母親の人となりを伝える
という目的の為に製作しております。その為、基本的に娘くらいの小さな方にでも
お読みいただけるものをと考えて製作しております。
(本国である韓国では、リネージュ2というMMORPG自体18歳未満のプレイが禁止されておりますが・・・)
製作する際に注意していることと言いますか、気をつけていることは登場人物のセリフ表記です。
これは本当に印象だけの問題なのですが、例えば前回の第40話においてフィーネさんが娘を
「まだまだ子どもね」
と笑い飛ばすシーンがありましたが、この時の「子ども」という言葉についても気を遣っています。
「こども」という言葉は「子供」「子ども」「こども」と何通りかに書くことができますが、
「子供」では少々キツイ印象が生まれてしまいます。「こども」では少しやわらかすぎますので
この物語では「子ども」で統一しております。
(今後、娘のことを「ガキ」とお呼びになる方が出てきますが、それは個性の範疇と捉えてください)
誰にとっても不快とならない表記を心掛ける。製作者として常に自らを戒めながら物語を紡いでおります。
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「さあ、おいで・・・」
フィーネさんにより召喚されるウルフ。
どうやら、フィーネさんの「デート」とはウルフとの散歩のことだったようです。
生き物を大事にする心を常に持ち、大事にウルフを育てているフィーネさんは
ビショップの鑑だと思います。
いつか、素敵な男性に出会えるといいですね。
フィーネさんのデートの謎(?)が解けたところで、お話の舞台は再び名品館へと戻ります。
父は娘に、娘は父に謝らなければならないと感じています。
双方が相手に対して申し訳ないという気持ちになっているようですが、
この親子は無事に和解することができるのでしょうか・・・。
第42話に続きます。
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~DOSANの娘の、つぶやき。~
はうぅ・・・ もうまっくらになっちゃった・・・
お父さん、わたしのこと考えてくれていたのに、逃げたりして・・・
ちゃんとごめんなさいしなきゃ・・・!