DOSANの妻、という人。 第42話
■ 父のコメント ■
2006年11月19日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。
自分で言うのもおかしいですが、この親子は良く似ています。見た目ではなく・・・
その行動様式や考え方がです。
普段のDOSANはおっとりしており、逆に娘は喜怒哀楽がはっきりしているのですが
こういった場面では「似た者親子」であることが露呈します(苦笑)
どうも繊細な場面には慣れていないのか、どちらも相手を気遣いすぎて
無言の応酬になってしまっているようです。
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「もう夜か・・・ 探しに行こう」
DOSANが立ち上がった、その時。娘は名品館に帰ってきました。
少し距離を置いて対峙する二人。
それぞれが相手に対して申し訳ない気持ちを持ち、更には相手が許してくれるか分からない。
そう思っている彼らは、自然と緊張が高まってしまうのです。
「フィーネさんにも言っちゃったし、ちゃんとごめんなさいしなきゃ・・・」
「今、ここで、お父さんに・・・!」
第43話に続きます。
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~DOSANの娘の、つぶやき。~
どうしてお父さんに緊張してるんだろ、わたし・・・
ごめんなさいって、言っちゃえばいいだけなのに。
なんで・・・いつもみたいに簡単に言えないんだろぉ・・・