DOSANの妻、という人。 第43話




■ 父のコメント ■

2006年11月26日に、隊員専用BBSへと投稿しましたお話です。

「ちょっとDOSAN? 娘に謝らせてやりなさいな・・・ まったくあんたって人は(苦笑)」

はい。読者様のお気持ちを代弁してみました(汗)

まぁ、不器用で恥ずかしい父親ということで・・・。



DOSANの本心としては、娘に最後まで母親の話を聞いて欲しいのです。

しかし、爺やのアドバイスや逃げ出してしまった娘の心情を考えて、

あえて自分から「物語の中止」を提言しています。

娘が決意をして名品館に戻ってきたことも知らずに・・・。



妻が一連の親子の葛藤を見ていたとしたら、何と言うのでしょうかね



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娘が今まさに「ごめんなさい」を言おうとしたその時・・・

DOSANの方が先に謝ってしまうのでした。



呆気にとられる娘をよそに、DOSANは娘に申し訳ないと思っていたことを謝ります。



「親の身勝手で、お前にあのような話をしてしまい申し訳ない」

「お前がつらい気持ちになるのなら、お母さんの話はやめようと思っている」



父からそう告げられた娘。こう思っているに違いありません。

「そんなぁ・・・せっかくごめんなさいしようと思ったのに・・・」

「お父さん、そんな中途半端なところでお母さんのお話やめちゃうの?」

少し落ち着いた娘は、父にこう告げるのでした。



「いやだよ、そんなの・・・」



娘の真意が分からず、戸惑うDOSAN。

娘は自分の気持ちをしっかり伝えることができるのでしょうか・・・

第44話に続きます。

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~DOSANの娘の、つぶやき。~


お、お父さん・・・ なんであやまってるのぉ・・・?

お母さんのお話から逃げちゃったのは、わたしなのに・・・

それに、お母さんのお話やめちゃうって、どうしてなの?



いやだよ、そんなの・・・

だって、わたしは・・・!









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