【キャラクター合成方法について】


お父さん、いつもいろいろ物語作ってるけど、どんなふうに作ってるのかなぁ?

だってほら、うちの家族(DOSAN家)ってみんなおんなじアカウントなんですよぉ。

お父さんとお母さんとか、お父さんとひいおじいちゃん、それとわたしがいっしょに写ってるシーンとか

いっぱいあるけど、あれって普通には撮影できないよね・・・?


っていうことが気になったので、お父さんに教えてもらうことにしましたっ^^



DOSANの娘: ねーねー、ぱぱぁ
DOSAN: Σ パパはやめなさい・・・ 恥ずかしいだろう・・・(涙目)
DOSANの娘: ふふっ^^じゃあお父さんで^^ んっとね、教えてほしいことがあって・・・
DOSAN: 何かな?娘よ
DOSANの娘: あのね、お父さんが作ってる物語って、いつもわたしとお父さんが一緒に写ってるでしょお?
DOSAN: あぁ・・・ そうだね。それがどうしたんだい?
DOSANの娘: どうやって作ってるのかなぁ?って思って~
DOSAN: あれはね、ここをこうして、そこをそうして・・・ ほら、完成。このように作っているんだよ。
DOSANの娘: わぁ・・・ なるほどぉ^^ って、読んでる人はわかんないよぉ^^;
DOSAN: それもそうだな・・・ よし、では今教えたことを記事にしてみなさい。
DOSANの娘: ふぇ・・・ わたしにできるかなぁ・・・(あうあう)


ってことで、じょうずに説明できるかわかんないですけど、

お父さんから教わったことをここで記事にしてみますね^^



去年のファンフィクションに出品したお話 に、わたしとひいおじいちゃんが

一緒に写ってるひとコマがあるから、それを題材にしてみますね^^



完成イメージはこれですっ





1.スクリーンショットの撮影


まずはスクリーンショットの撮影をしまぁす。

ひいおじいちゃんとわたしを、それぞれ別々に(つまり普通に)撮影していきます。







※スクリーンショット撮影時のポイント※
・あとで合成することを考えて、できるだけ同じ角度で撮影します(縦の角度)
・血盟の旗と名前をあとで消すのが大変なときは、リプレイを撮影します。
 リプレイは血盟の旗と名前が表示されないので、再生中にプリントスクリーンしちゃえば
 おっけーです^^


普通、合成するときは「手前になる人」(ひいおじいちゃん)を切り抜いて貼り付けちゃえば

簡単なんですけどぉ、今回は「後ろに隠れる人」(わたし)を切り抜いて合成する方法をご紹介しまぁす^^





2.画像加工ソフトでのキャラクター切り抜き


それじゃあ、わたしの方を切り抜いていきますね^^

DOSAN家で使ってる画像加工ソフトは、ちょっぴり古いみたいですけど

Adobe Photoshop 5.0

っていうのを使ってまぁす。





これを起動して、さっき撮影したわたしのスクリーンショットを開きます。





こんな感じ^^

左のほうにいろんなツールがありますけど、この中の「マグネット選択ツール」と「なげなわツール」

を使って、わたしの輪郭を選択していきまぁす。

まずは、おおざっぱに「マグネット選択ツール」を使ってだいたいの輪郭を選択します。





背景とおんなじような色のところ(お靴とか肩とか)はじょうずに選択してくれないので、

こまかいところは絵を拡大して「なげなわツール」でちまちまとやっていきます。





結構肩がこるから、休憩しながらやりましょお^^

背景からわたしだけ切り抜ければ、切り抜きは完了ですっ^^






※キャラクターを切り抜く時のポイント※
・選択ツールオプションの「アンチエイリアス」にチェックを入れておきます。
 そうすると、輪郭がギザギザになりません^^
・選択ツールを使わないで、クイックマスクを使うやり方もありますよぉ。
 ペンタブレットを持ってたら、クイックマスクの方が楽かも^^






3.キャラクターの合成


いよいよ、ひいおじいちゃんとわたしが一緒に写っているように合成していきますよぉ^^

ひいおじいちゃんのスクリーンショットを開いて、切り抜いたわたしの絵を上に重ねてみます。





あれ~?

なんかおかしいですよね^^;

ひいおじいちゃんのおひざの上に座っちゃってる感じですし、ひいおじいちゃんの左に座る

ようにしたいから、それだとちょっとわたしが大きすぎるかも。

ということで、気になるところをちょっとずつ変えていきまぁす^^



ひいおじいちゃんより奥、左側にわたしが座るからひいおじいちゃんよりちょっとだけ小さくします。

新しいレイヤーを用意して、こんな感じで線を引いてみるとわかりやすいかも^^





毎回どこが消失点なんだろぉ? とか考えるの大変だから、いつもお父さんは感覚で大きさとか決めてるみたい。

この物語を作ったときもこんな白い線は引かなかったんですけど、今引いてみたらちょうどぴったりだったみたい^^


あとは、「ひいおじいちゃんに隠れて見えないはずの場所」だけどうにかしちゃえば完成!^^

これっていろいろやり方があると思うんですけどぉ、お父さんが独学で考え出したのは

手前になっているはずの場所を選択し、その場所を奥になっているはずのレイヤーから削除する

っていうやり方みたい。

うーん、なんか言葉だと難しいので、絵を使って説明していきますね^^


これをするには、手前のひいおじいちゃんの輪郭線を選択する必要があるから、

いったんわたしのレイヤーを見えないようにします。





ひいおじいちゃんの「腕」「足」「手」の輪郭を選択していきます^^





奥のほうのわたしと重なっちゃいそうなところは念入りに。

それ以外のところは簡単に選択していきまぁす^^

ひいおじいちゃんの輪郭線を選択できたら、見えないようにしていたわたしのレイヤーを

見えるように直します。

そのときに、 「ちゃんとわたしのレイヤーを選択する」 のを忘れないでね^^





わかりやすいように、 「わたしのレイヤーで消すところ」 を青っぽくしてみました。

わたしの右足の甲とか右足のひざとかは

「ひいおじいちゃんの腕の間とか手の間から見えているはずの場所」

なので、青くなっていません。


ここまでできたら、あとはわたしのレイヤーからひいおじいちゃんに隠れて

見えないはずの場所を消していきます^^



えいっ





はい。これでひいおじいちゃんの左手とかが見えるようになって、ちゃんとわたしがひいおじいちゃんの

左側に座っているように見えるようになりました^^





あとは色調と大きさを調整してセリフを入れれば、物語の中のひとコマが完成ですっ!^^





あーうー、なんか説明するの難しいよぉ^^;

お父さんがどんな感じで作ってるのかってこと、これでわかってくれたかなぁ・・・?


あ、それから気付いた人もいるかもですけど・・・

わたしを撮影した時とひいおじいちゃんを撮影した時とで、時間がちょっと違うんですよぉ。

なので、

わたしは左上から光が当たってて、ひいおじいちゃんは背中から光が当たってます。

いつもはそこまでこだわって、光の当たり方まで合わせているんですけど

このファンフィクションのお話は合計で3~4日くらいしか製作する時間がとれなかったから

ちょっと無理でした(*ノノ)



お父さんもぜーんぶ自己流でやってるから、もっともっと簡単なやり方があるかも。

もし他のやり方があったら、 お客様用BBS で教えてくださいね~^^






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