■話せる島の村でのお話
2011/11/05
『DOSANの爺やの初期村観光イベント -話せる島の村-』
初期村観光イベントのラストは話せる島です。
ここは物語上、わたしのお父さんとお母さんが出会った場所です。
わたしはこわくて立ち寄れないですけど、エルフの遺跡があるのもこの島です。
歌う滝には、毎年母の日の番外編を作るためにお父さんと来たりしてます^^
村のすぐ外では、ケルティルとエルピーが仲良くしてます。遠くに灯台も見えますね。
すごくおだやかな、のんびりした雰囲気の村です。
お父さんがお母さんの援助で入学・卒業した、アインホバント魔法学校です。
さっきのエルフ村でのひいおじいちゃの説明の中にもでてきた、アインホバントさんが作った学校です。
ちなみに、ファイターさんは「セドリックの道場」っていうところでお勉強するみたいです。
話せる島についたみんな。村の中央のところで休憩中です。
そしたら、
メイフィ
ちゃんがパンツをぽいぽ~いって投げはじめて(*ノノ)
いっぱい投げて「満足=x=」ってしてるとこに、今度はひいおじいちゃがたき火を^^;
あうあう、大火事にならなくってよかったぁ(*ノノ)
メイフィちゃんが言うには、この「パンツ」って初期村じゃないと買えない装備みたい。
それで、初期村に立ち寄ったときはいっぱい買って、本土に持ち帰ってお友達に配ってるとか。
「初期村観光のおみやげ。はい、パンツ・x・ノ」
って感じかなぁ。うーん… でも、初期村でしか買えないものみたいだしなぁ。うーん^^;
それじゃあ、早速ひいおじいちゃのお話スタート!
さて。今日の観光はこの話せる島で締めくくりじゃ。来週からの全種族のスタート地点となるのは新しい話せる島じゃて、こことは違うようじゃがの。
ここはミスリルの伝説の隊員であるウッソ111さん、弓の神様のマーホルトさん、英雄ななせさんといった方々の出身地じゃ。ほかにもでぃおねさんや不二子さんもそうじゃな。 …あぁ、DOSANもそうじゃった(苦笑)
DOSAN家の話で恐縮じゃが、DOSANは2005年の4月にここに降り立っての。右も左も分からん状態で、手探りで島を探検していたようじゃな。そこで出会ったのが、アイゼンハンダーさんというドワっ娘じゃった。にんじん頭のかわいい方での。DOSANは彼女が入っていたミスリル・リンクという血盟に誘われ、そのままお邪魔することとなったのじゃ。
このアイゼンハンダーさんは、後の「DOSANの妻」のモデルとなった人じゃよ。その話は
2006年のクリスマス番外編「クリスマスの夜に。」
という物語のあとがきにありますのでの。興味のある方はそちらをの。
さて。ここは「DOSANの妻、という人。」本編の最初のほうで、DOSANとわしの孫娘が出会う運命的な場所じゃ。色々な意味で始まりとなった地ですじゃ。
エルフの遺跡はひ孫にとってあまり近づきたくない場所のひとつになっているんじゃが、その理由は物語を読んでいる方ならご存知じゃろうの。わしの孫娘でありひ孫の母親が、この遺跡内で弓を持つエルフに殺されているからじゃ。今、本編の50話を製作中じゃが、まさにそこでひ孫はこの母親が殺されたという事実と正面から向き合おうとしているんじゃよ。まだ14歳のあの子には恐ろしく辛いことじゃろうが、いつかは乗り越えなければならんことじゃての。みなさんも暖かく見守ってやってくださいの。
歴史上の話に戻りますの。
このエルフの遺跡は、オーク村でもお伝えしましたように元々はエルフがヒューマンに魔法を教えていた場所なのじゃ。内部が図書館のようになっているのは魔法使いの養成学校だからでの。古い魔法書がぎっしりと詰まっているんじゃろうのぉ。
その後、エルフ・ヒューマン連合軍は見事にオーク軍を返り討ちにし、事なきを得た。じゃが、そこからがよくなかったんじゃよ。
魔法の力を得たヒューマンは、あろうことか魔法を教えてくれたエルフを裏切り、その魔法の力を持ってエルフをこの島から追い出してしまったのじゃ。エルフはエルフの村以外にもハイネスなどいろいろな場所に拠点がありますが、ここ話せる島ももともとはエルフの領地だったんじゃよ。
島からの撤退を余儀なくされたエルフと、かつての共闘相手であるヒューマンとの絆は、このとき喪われたと言っていいじゃろう。
これの関連クエストとして、「ソリダリティソード」というクエストがあるんじゃが、知ってますかの?
これなんじゃがの。説明にあるとおりヒューマンとエルフの絆を証明するものとして、ヒューマンからエルフに捧げられたものじゃった。永久に錆びることのない、ミスリル製の刀剣をの。しかし、前述のようなことになってしまった為にこのソードはエルフによりへし折られ、捨てられてしまうのじゃ。
柄の部分と刃の部分をつなぎ合わせて、鍛冶屋のアルトランさんに一本のソードとして修復してもらうのが、「ソリダリティソード」というクエストじゃ。
いつの日か、この折れたソードに象徴されるようにエルフとヒューマン、そしてひいては全種族の関係が改善され、一本の剣すなわち「人類」として共に歩める時代が到来することを切に願います。
これからを生きるわしらが、今回のようにあまり表に出ない歴史を学び、前に向かう原動力を得る。これはとても大切なことじゃとわしは考えます。今回のイベントは、実はそこに照準を合わせたものだったんじゃよ。このイベントに参加して、ひとつでも新しい事実や考えさせられる問題があったとしたら、ガイドとしてこれほど嬉しいことはないですじゃ。
今回は20:00~24:00という長丁場にも関わらず参加してくださって、誠にありがとうございました^^
みんな、長い時間おつかれさまでした^^
今回のイベントは、これで終了です。次にするとしたら、新しい時代の観光クラハンとかかなぁ。
また企画しますので、よろしくお願いしまぁす!
んっと、こっからはおまけです。ミスリル隊員の人は、できれば読んでくださいね。
「ミスリル」という素材のこと、ひいおじいちゃのお話の中で最後に出てきましたね。
なので、ちょっとだけ「ミスリル・リンク」っていう血盟のことについて書いておきますね。
きっとこれは、ホームページのどこにも書いてないことだと思うから。
「ミスリル」っていうのは、実在しない架空の金属ってことになってます。
指輪物語とか、あとはリネージュとかのファンタジーの世界によく登場する金属です。
この「ミスリル」は、決して錆びることのない魔法の金属なの。
オリハルコンみたいに最強の金属ってわけじゃないけど、いつまでも変わらない輝きを放つ金属なの。
いつまでも変わらない輝きを。
決して錆びることのない、人と人とのリンク(絆)を。
「ミスリル・リンク」っていう血盟の名前は、そんな人と人との結びつきそのものを表しているんです。
わたしがフィン教官から盟主を引き継いだ時、血盟の旗を今の「み」に変えました。
よく「ミスリルさんって、名前はカタカナなのに旗はひらがななんですね」って言われるんですけど…
「み」はミスリルの「み」でもあるけど、それ以上にここにいてくれるみんなの「み」なの。
みんないてくれてありがとぉ。テオンのミスリル・リンクにいてくれてありがとぉって。
そんな意味を込めて、血盟で一番大切な「みんな」の「み」を、旗にしたんだよぉ。
きっとこのお話は、みんなにちゃんとしていなかったと思うから。
この場をおかりして、お伝えしておきます。
これからもミスリル・リンクの隊員として、いっしょに楽しんでいきましょうね^^
ミスリル・リンク 盟主 DOSANの娘
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