2011/11/05

『DOSANの爺やの初期村観光イベント -エルフ村-』






さあ、観光も後半です。みんなでエルフ村に移動してきました。





世界樹さんはいつみてもおっきくて、ぜんぶを見ようとすると遠くから見ることになっちゃって。
村の中心の世界樹と、その奥にあるエルフさんのスタート地点の世界樹。
両方と村の様子も1枚にしてみたくて、3枚のスクリーンショットを合成してパノラマな感じに^^
ちょっと横幅おっきくなっちゃいました(*ノノ)

でも、こうやって見るとエルフ村って宙に浮いてる感じですね。
村の中央にある世界樹さんって、実は地面から生えてるわけじゃなかったみたい。
なんだか不思議な感じ…。



村の入り口にふよふよ飛んでいる、ピクシーさん。
エルフ村とダークエルフ村の周りにはこういった妖精さんがいます。
ダークエルフ村のほうは「ブラッディ」ってお名前がついてて、ちょっとこわいですけど(*ノノ)





長老 アステリオス様 です。
ミスリル隊員の グレン・ラガン おにいちゃがこの村に里帰りすると、毎回バックスタブしてるおじいちゃんなんですって(*ノノ)
あ、そっかぁ。それでいつも腰をさすってるんですね^^





2009年 ファンフィクションコンテスト出展作品 「ミスリルの賢者、という人。」

この物語で、エルフ村のアステリオス様と警備兵のみなさんに登場してもらいました。

物語用にかなり極端な役回りをお願いしちゃいましたけど、なんとか完成してよかったなぁ。

エルフ村のみなさん、そのせつはおせわになりましたぁ^^





みんなでアステリオス様にごあいさつ。



今ではヒーラーさんのイメージの強いけーき家ですけど、一番最初はリオナサーバ(だったかなぁ?)の

シルバーレンジャーさんだったみたいです。その時のことをしふぉんちゃんがお話してくれました^^



その後はスタート地点のほうの世界樹に移動して、ひいおじいちゃのお話です。




■エルフ村でのお話

ここはミスリルの賢者(本名:エルヴァス・リュートリウム)の出身地じゃの。ほかにも夜音さん、オズさん、ハイタイドさん、ぱうんどけーきさん、フィラデルフィアさんなど多くの方の出身地じゃ。古くはミスリル隊員だった極楽鳥さんや初代盟主のフィン教官もそうじゃな。
この世界樹の袂は、2009年のファンフィクションコンテスト出展作品「ミスリルの賢者、という人。」の主な舞台となった場所じゃ。どういうお話じゃったか、覚えてますかの? あぁ、初めての方は分からなくてすみませんの^^;
あのお話は、エルヴァスさんが今の賢者さんとなった一部始終が描かれているんじゃが、その大部分を占めるのが「エルフとダークエルフのいがみ合い」じゃの。実際の各NPCのセリフや思惑を物語用に脚色している為、あそこまでひどくないにしてもエルフとダークエルフの間の対立意識はいまだに根強く残っているということじゃ。
あぁ、これはNPCだけじゃよ。実際のプレイヤー同士でどうのこうのというのはないからの。そこは心配せんでの^^ じゃが、昔はそのバックストーリーを忠実に再現した「エルフだけを狙うダークエルフのPK」や、その逆もいたんじゃがの。今ではそういう演技派PKは見られなくなりましたな。先日わしをシーレンの封印で襲ったPKは女性のシルバーレンジャーじゃったが、種族などは無関係のようじゃての。

ちなみに、オーク村ではオーク語について少し触れましたがの。エルフにもエルフ語というものがありまして、神々の名前で少し学んでみましょうかの。
エルフ語では神のことを以下のように言うらしいの。

・アインハザード … アンダリエル
・グランカイン  … ガルミエル
・シーレン    … シリニエル
・エヴァ     … エルヴァス

ミスリルの賢者さんの本名は上に述べたように「エルヴァス」なんじゃが、これは後にホワイトエルフの守護神となったエヴァ様のことを表しているんじゃのぉ。
わしの文献では、マーブル・パアグリオ・サイハについてのエルフ語が載っていないのでの。どなたか分かる方は教えてほしいもんじゃ。ちなみに、エルフ語で「神々」のことを「エリン」というそうじゃ。

さて。ダークエルフ村で保留にしていた、エルフ・ダークエルフ間の抗争について詳しくお話しますの。
ダークエルフは今ほど青白い肌をしていたわけではなく、少しだけ肌が浅黒い程度で「褐色のエルフ」といわれていての。そのくらいしか普通のエルフとの違いはなかったんじゃよ。外見上はの。
じゃが、褐色のエルフはホワイトエルフより革新的な考え方を持っていての。その考え方の違いから、よく意見をぶつけ合っていたようじゃ。
革新的な考えとは、当時禁呪とされていた黒魔法を習得してでも大陸の覇者となろうとしていたヒューマンに対抗すべき、というものでの。穏健派のホワイトエルフとは相容れない考え方だったのじゃ。

そんな折。ダスパリオンというひとりのヒューマンメイジがミトラエルに接触したのじゃ。これがすべての事件の発端じゃよ。このダスパリオンはいろいろとリネージュ2の歴史上暗躍しているヒューマンメイジでの。自由に生きるのに必要なだけ…かどうかは分からんが、多くの名を持つ人物じゃ。一例を挙げると…

・ダスパリオン
・アインホバント
・ニドラー
・ハーディン

これらは同一人物じゃ。どこかで聞いたことがあるじゃろう。ダスパリオンはダスパリオンスタッフというAグレード両手魔法鈍器の名前として残っておりますし、アインホバントは話せる島の魔法学校の名前じゃ。ニドラーはアルファベットで「NIDRAH」と書き、逆から読むと「HARDIN」すなわちハーディンとなる。このニドラーはルウン地方にある「亡者の森」で受けられる、悲しいクエストの元凶となった人物じゃ。ハーディンはハーディンの私塾に居を構えていますが、この私塾は元はイカルスという魔物の根城だったんじゃよ。ハーディンが勝負に勝利して奪い取ったらしいがの。このハーディン自身は象牙の塔のエリート魔術師で、かの魔術師ベレスの後輩に当たる人物なんじゃよ。ベレスが悪魔として討伐された後、ハーディンはベレスの残した資料を持ち去り黒魔法を含めた神々の奇跡の力をすべて得たと言われていますな。そして…

あぁ、話が逸れ過ぎましたな。ふぉっふぉ^^
さて、そのダスパリオンじゃがの。彼はエルフ族の持つ不老不死の秘法を教えてくれれば、褐色のエルフが欲している黒魔法の知識を与えるという交換条件を出してきたのじゃ。ミトラエルはこの条件を飲み、ダスパリオンに不老不死の秘法を与える代わりに褐色のエルフは黒魔法を使えるようになった。じゃが、このことを知った穏健派のホワイトエルフは激怒し、少数派だった褐色のエルフに破門を言い渡したのじゃ。

ここからは、みなさんの想像通り。
ダークエルフは前述の通り呪いにより大きな痛手を負って地下洞窟に入り、ホワイトエルフも黒魔法を得た褐色のエルフとそれが呼び出したドレ・バヌルにより、エルフ社会を牽引していた12人の長老のうち7人も戦死するという事態に陥ったのじゃ。こうしてみると痛み分けという形で収束したんじゃが、考えてみるとエルフも褐色のエルフもどちらも悪くないんじゃな。考え方が違っただけで、共にエルフという種族に誇りを持っておりヒューマンにどう対抗すればよいかという共通の目標を持っていた仲間だったんじゃがの。
こことダークエルフ村のNPCは、未だに過去の悲惨な歴史を引きずっているからの。こういうバックストーリーがあったことを理解しておくと、それぞれがどうしてそこまで毛嫌いしているのかを理解できるじゃろう。
こうして史上最悪の種族間抗争は始まり、幕を閉じたのじゃよ。



ちなみに…
11月8日のアップデートにより、ホワイトエルフがダークエルフ村周辺で帰還した場合も、エルフ村ではなくダークエルフ村に戻るように変わったようじゃ。どんどん種族の壁といいますか、特徴が失われつつあって寂しく感じますがの。これまでこの仕様を不便と感じていた人にとっては朗報なんじゃろうのぉ。
この仕様変更により、「ミスリルの賢者、という人。」の最後のほうで出てくるダークエルフ救出の為のロジックが崩れてしまいました。昔の仕様を知っている人にしか分からん物語になってしもうたのぉ…。




歴史は繰り返す。お父さんとひいおじいちゃはよくそう言ってます。

でも、こんなひどいことは繰り返しちゃダメ。もともとおんなじエルフだったのに、どうしてこんな…



わたしは、わたしたちは、過去のこういうひどいことを繰り返さないようにしていかないとね。

いろんな種族の人がいるミスリル・リンクのみんなは、どうしたらみんなで仲良くできるかをちゃんと知ってます。

だからわたしも、いつも安心していられるの。みんな、いつもありがとぉ^^





世界樹のたもとで、みんなで輪になって座ってひいおじいちゃのお話を聞いてくれていました。

タッティー ちゃんは、メインのヒンデミットの方でボスさん討伐があるみたいで、一足先にログオフしていきました。

ボス討伐がんばってね^^ 今日は時間厳しいのに来てくれてありがとぉ^^

ミスリル・リンクにはいろんなサーバの人が来てくれていて、こういうイベントの時はちゃんと集まってくれます。

タッティーちゃんはヒンデミットですし、グレン・ラガンおにいちゃもおんなじヒンデミット。

いちごみるくちゃんはフランツサーバで、しふぉんちゃんももともとはリオナサーバでした。

サーバ移住サービスでテオンにきたり、メインさんはそのままでたまにこうして遊びに来てくれたり。

みんなわたしのお父さんの作る物語がご縁になってテオンに遊びにきてくれて、

グルーディン村でひいおじいちゃとお話して、隊員になってくれた人なんです。

あれからもう何年も経ちますけど、こうやっていっしょにイベントとかクラハンで楽しめているなんて、うれしいなぁ^^

わたしみたいな子どもっぽいのが盟主ですけど、これからもテオンのミスリル・リンクで楽しんでくださいね^^



ちなみに まどっち(鹿目まどか) は、元の世界 (魔法少女まどか★マギカ) で「理」になっちゃったので、

このリネージュ2の世界で弓職として生きていく選択をしたんだって教えてくれました。

うんうん。ネル・トゥおねえちゃとか、グレン・ラガンおにいちゃとかとおんなじで

サーバどころか別の作品からも来てくれてすごいなぁって思ってます^^

2月からはじめたのに、もうメインが三次職でサブクラスの弓職さんも三次職だなんて。

本当に奇跡も、魔法も、あるのかも^^

ミスリル・リンク遠距離物理攻撃部隊の隊長さんとして、ソフィーディアさんといっしょにこれからも楽しんでね、まどっち^^







エルフの村はここまでです。最後はヒューマンさんの「話せる島」ですよぉ。










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